今回は、U-20ワールドカップ出場権獲得に大きく貢献した、京都サンガF.C.の喜多壱也(きた かずなり)を紹介していきます。
京都サンガF.C.では、まだまだ出場機会に恵まれているとは言えませんが、彼のポテンシャルは計り知れません。恵まれた体格から繰り出される空中戦の強さはピカイチで、今後の成長が本当に楽しみな選手の一人です。
2025年7月には、久保建英も所属するスペインのレアル・ソシエダへの期限付き移籍が決定します!
そんな喜多壱也の魅力に迫るべく、小学校・中学校・高校時代や父・母・兄弟、ピッチ上でどのようなプレースタイルを見せるのか、深掘り下げていきたいと思います!
喜多壱也の経歴 小学校・中学校・高校時代は?
まず、喜多選手のルーツを探ってみましょう。
彼は、京都府京都市山科区の出身なんです。地元京都で生まれ育ち、幼い頃からサッカーボールを追いかけてきたんですね。
彼のサッカー人生の道のりは、着実にステップアップしてきたことがわかります。
▶所属チーム 京都大宅サッカースポーツ少年団 – 京都サンガF.C.U-15 – 京都サンガU-18 – 京都サンガF.C.
▶日本代表歴 U-17、U-18、U-19、U-20
▶出身校 京都市立大宅小学校(京都市山科区)- 京都市立大宅中学校(京都市山科区)- 京都翔英高等学校(京都府宇治市)
小学校時代 日本代表も輩出!京都大宅サッカースポーツ少年団
小学生時代、京都市山科区にある京都大宅サッカースポーツ少年団に所属していました。
実はこのクラブ、元日本代表の松井大輔選手や大分トリニータ、ガンバ大阪などで活躍した山﨑雅人選手など、数多くのプロサッカー選手を輩出している、すごいクラブなんです。
ちなみに、「大宅」は、「おおやけ」と読むんですが、藤原(中臣)鎌足に縁を持つといわれているそうです。
中学・高校時代 京都サンガ・ユース そしてトップチーム昇格
中学、高校時代は、京都サンガU-15、そしてU-18と順調にステップアップし、ユース年代でその才能をさらに開花させていきます。
そして、ついにその努力が実を結び、2024年シーズンからのトップチーム昇格を勝ち取りました!
同じタイミングで、飯田陸斗選手も昇格しており、今後のサンガを背負って立つ存在として期待が寄せられています。
ユース時代から共に汗を流してきた仲間との絆も深く、チームメイトの平賀大空選手とのエピソードが喜多選手本人から、次のように語られています。
U-20アジアカップのイラン戦後、惜しくも代表選外となった平賀選手から、喜多選手に「ナイス」という温かいメッセージが届いた喜多選手も、そのメッセージに、代表メンバー数名で動画を撮って返信したとのこと。
競争の激しいプロの世界に身を置きながらも、仲間を思いやるその優しさは、彼の人間性の豊かさを物語っています。
このような心温まるエピソードを聞くと、喜多選手をさらに応援したくなりますよね。
レアル・ソシエダに、期限付き移籍が決定!
大きなニュースが飛び込んできました。
2025年7月23日、久保建英も所属しているスペインのレアル・ソシエダードへの期限付き移籍(1年間)が決まりました!
契約には、150万ユーロ(約2億5500万円)の買い取りオプションが付帯しているそうです。
喜多選手は、26日には、ソシエダBのプレシーズンマッチ初戦で、いきなり先発起用。背番号6のユニホームを着用し、前半に出場しました。
189cmの高身長を武器に空中戦で圧倒的な強さを見せると、クロスをヘッドで折り返し、チームの2点をアシスト。さらに足元の技術を披露して質の高いパスを何度も供給するなどし、地元ファンからも歓声が上がる場面もあったそうです。
パフォーマンスについて、「加入間もないことを考えると、明らかにポジティブな出来だった」と地元メディアからも高評価を得たそうですよ。
これからのスペインからのニュースに、注目ですね!!
喜多壱也 父・母は?兄弟は?
喜多選手のピッチ上での活躍はもちろんですが、家族についても気になりますよね。
しかし、喜多選手のご両親、兄弟に関する具体的な情報は、公表されていません。
京都サンガF.C.の公式YouTubeチャンネルで公開された、チームメイトの宮本優太選手との対談動画で、喜多選手の家族に対する愛情が垣間見える素敵なエピソードが明かされました。
その動画の中で、喜多選手はプロになって初めてもらった給料で、ご両親にプレゼントを贈ることを語っています。
お父さんには眼鏡をプレゼントしたとのこと。
お母さんへのプレゼントは、まだ買えていないけれど、近いうちにアウトレットに行く予定だと話していました。
さらに、お姉さんがいることも明らかになりました。お姉さんにもプレゼントを贈る予定だと語っています。家族全員に感謝の気持ちを伝えたいという、彼の温かい心が感じられます。
このようなエピソードから、喜多家がとても仲の良い家族であることが伝わってきますね!
対談動画では、さらに喜多選手のプライベートな一面も垣間見えました。
オフの日のリフレッシュ方法として温泉を挙げ、ご褒美にはサッポロ一番塩ラーメンを食べるという意外な一面も披露してくれました。
温泉で心身を癒し、時には身近な「ご褒美」を楽しむ姿は、親近感を与えてくれますね。ただ、宮本選手からは、食事への気遣いを諭されている場面も…
家族との絆を大切にし、感謝の気持ちを忘れない喜多選手でした。
喜多壱也 プレースタイルは?
最後に、喜多選手のプレースタイルに迫っていきます!
最も大きな特徴は、189cmの恵まれた体格!
ポジションは、センターバック。189cmという高身長を最大限に活かし、攻守両面において空中戦を圧倒的に支配します。
強烈なヘディングは、相手ゴールを脅かすだけでなく、自陣ゴール前でのピンチを救う守備の要としても機能します。
攻撃時には、左足から繰り出される正確なフィードが大きな武器に
そして、喜多選手の魅力は、守備だけにとどまりません。
長い距離のパスで一気にチャンスを作り出したり、正確なビルドアップで攻撃の起点となったりと、現代サッカーにおいてセンターバックに求められる高い能力を兼ね備えています。
チームメイト・宮本優太も高く評価!
チームメイトの宮本優太選手は、喜多選手のことを「打点の高さはピカイチ」と高く評価しています。彼のヘディングの強さは、チーム内でも一目置かれる存在であることが伺えます。
一方で、「右足を使えるように」というアドバイスも送っており、さらなるレベルアップへの期待が込められています。
宮本選手から「世界を狙えるようになる」と言われると、喜多選手はとても嬉しそうな、初々しい笑顔を見せていました。
この言葉は、彼のポテンシャルを最大限に引き出し、さらなる成長を促してくれるに違いないですね。世界を舞台に活躍する日も、そう遠くないかもしれません。
また、同じチームメイトの福田心之助選手について、「怖い存在だった」と明かしつつも、「今は優しい存在」と笑顔で語っていたのも印象的でした。
若手選手同士、お互いに刺激し合いながら、時には厳しく、時には優しく、切磋琢磨している様子がうかがえます。
空中戦の強さ、守備での貢献、そして正確なフィードといった彼の持ち味は、間違いなく京都サンガF.C.にとって、そして日本のサッカー界にとって大きな財産となるでしょう。
喜多壱也のプロフィールは、こちら。
生年月日 | 2005年9月16日 |
出身地 | 京都府京都市山科区 |
身長、体重 | 189cm/80kg |
愛称 | カズ、カズナリ |
在籍チーム(2025年時点) | レアル・ソシエダ―ド(スペイン) |
ポジション | DF |
利き足 | 左 |
まとめ
今回は、京都サンガF.C.の若き至宝、喜多壱也について深く掘り下げてみました。
・京都大宅サッカースポーツ少年団から、京都サンガU-15、そしてU-18へステップアップ。2024年シーズンからのトップチーム昇格を勝ち取りました。
・家族は、ご両親とお姉さんの4人家族であると想定されます。家族には初給料でプレゼントを贈るそうです。
・ポジションは、センターバック。189cmという高身長で、攻守両面において空中戦を制します。また、左足から繰り出される正確なフィードが大きな武器となります。
・2025年7月、スペインのレアル・ソシエダへの期限付き移籍が決定。
新たな挑戦となるレアル・ソシエダで、これから彼がどのような活躍を見せてくれるのか、今から胸が高鳴ります。久保建英選手との共演も見れることを期待したいですね。
そして、いつの日か、A代表のユニフォームを身にまとい、世界の舞台で活躍する喜多選手の姿を見られることを心から願っています。
皆さんも、スタジアムで、テレビの前で、熱い声援を送ってくださいね!