Jリーグで話題沸騰中の若手イケメンMF・西原源樹(にしはら もとき)をご存知でしょうか?
清水エスパルスでチーム史上最年少出場・ゴールを記録し、「次世代の三笘薫」とも呼ばれる逸材。元日向坂46の影山優佳さんも注目している選手です。
今回は、西原源樹の出身地や高校、プロでの活躍、プレースタイル、話題の西原商会との関係、家族のサポートまで、今注目すべきポイントを網羅してお届けします。
西原源樹の出身地や高校、これまでの所属チームは?
小学校時代:サッカーとの出会い、そして原点
西原選手は、群馬県前橋市の出身。
兄の影響でサッカーを始め、群馬県の育成型クラブ「ファナティコス」に所属します。 このクラブは、小柏剛選手(FC東京)、奥抜侃志選手(ガンバ大阪)らを輩出した実力派チームです。
将来有望な選手たちを育ててきたクラブに在籍していたことが、西原選手の基礎力を高めたことがうかがえます。
中学校時代:家族全員で群馬県から静岡県に引っ越し
小学校6年生の時、清水エスパルスにスカウトされます。西原選手も「レベルの高い場所で勝負したい」と、清水エスパルスジュニアユースに加入を決めます。
しかも、家族全員で、当時住んでいた群馬県から静岡県に引っ越したんです!
家族全員での引越しというエピソードに、プロを目指す強い意志と家族の絆の深さが感じられます。
高校時代:高校3年生で、Jリーグ公式戦クラブ最年少出場・最年少ゴール!
精華学園高校・清水校(※)に在籍しながら、清水エスパルスユースで技術を磨いていきます。
※山口県に本拠を置く広域通信制・単位制高校。清水校には体育・声優・eスポーツなど多彩なコースを設置しています。
そして、高校3年生の時には、なんと!トップチームでの公式戦出場を果たします。
・2024年2月25日:J2開幕戦でクラブ最年少出場(17歳2か月9日)
・2024年4月20日:J2第11節でクラブ最年少ゴール(17歳4か月)
・2024年6月6日:プロC契約締結 ※2012年のMF石毛秀樹選手(現J1・G大阪)以来
・2025年4月21日:プロA契約へ移行
17歳でJリーグデビューというと、清水エスパルスでは、市川大祐さんが思い浮かびますよね。
その市川さんは、現在、清水エスパルスでコーチを務めています。
「点を取ったことで周りが取り上げたり環境も変わるようなことはあるんですけど、そういう時に指導者が『こうだぞ』という風な道を示すことも大事だと思う。適切にサポートできたらなとは思う」(引用:サッカーダイジェストweb)
自分と同じ経験をしてきた人がすぐそばにいてアドバイスをくれるという関係は、西原選手の成長にとっても、大きなメリットだと感じます。
目覚ましいスピードでプロへ駆け上がった西原選手。これはまさに“本物”の証拠!
各年代の日本代表の常連でもあり、9月開催のU-20ワールドカップでの活躍も期待されます。その活躍次第では、A代表入りもすぐそこかもしれません。
西原源樹のプロフィールは、こちら。
生年月日 | 2006年12月16日 |
出身地 | 群馬県前橋市 |
身長、体重 | 180cm/70kg |
愛称 | もとき |
在籍チーム(2025年時点) | 清水エスパルス |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
西原源樹のプレースタイルとは? 次世代の三笘薫!
魅力は、なんといっても「ドリブル突破力」。左サイドからの仕掛けはまさに圧巻です。
• ドリブル突破:左サイドからのカットインや単独突破が武器。
• スピードと緩急:スピードあるドリブルと緩急をつけたドリブルで相手DFを翻弄。
• シュートへの意識:自ら仕掛けてゴールを狙う積極性。
• 状況判断と冷静さ:PA内でも落ち着いた判断でフィニッシュへ持ち込む力。
本人も「三笘薫選手を参考にしている」「スピードを生かしたドリブルと緩急をつけたドリブルで、相手を一枚かわしてその状況を打開するプレーが得意」と語っており、相手DFの重心をずらし、一気に縦へと持ち込むプレーが特徴的です。
チームメイトの乾貴士選手は「エスパルスの宝」とまで称賛しています。
西原源樹と西原商会との関係は? 名字の“偶然”が縁に
プロ初ゴールを決めた仙台戦の直後、偶然にも同じ「西原」の名を持つ鹿児島県にある食品卸会社・西原商会のCMがDAZNで放映され、話題に。
その縁をきっかけに、西原商会は西原選手とサポーティングパートナー契約を締結。
なんと同社社長の西原一将氏は、公益財団法人日本サッカー協会の副会長を務める人物なんです(2024年3月就任)。
鹿児島県サッカー協会会長を務めていた時に、宮本恒靖会長が直接打診。民間出身者を抜てきしたケースは珍しく、県サッカー協会で取り組んできた民間の視点を生かしたマーケティングの強化や、若い選手の育成強化の経験を求められたそうですよ。
偶然の一致が、深いご縁に変わった好例。企業とのパートナーシップが選手をさらに輝かせるのですね。
サッカー通の影山優佳さんも注目!西原源樹の魅力とは?
元日向坂46でサッカー通として知られる影山優佳さんは、テレビ朝日のYouTube番組で「代表で見てみたい選手」として西原選手を紹介。
「ドリブル、ポジショニング、対人がうまくて、未来の三笘選手」と評価し、内田篤人氏からも「俺らより通やん」と驚かれるほどの推薦ぶり(引用:テレビ朝日スポーツYouTube)。
加えて、その飄々とした雰囲気と内に秘めたガッツも、彼女が注目する理由のひとつのようです。
サッカー通の影山さんの推薦は、信頼感がありますね。プロ目線だけでなく、ファン目線でも魅力的な選手というのは、人気が高まりそうです。
西原源樹の家族構成は?“夢のために引っ越した”家族の絆
西原選手の家族は、両親、兄、姉の5人家族。
先ほども触れたように、西原選手は「レベルの高い場所で勝負したい」と決意し、清水エスパルスジュニアユース加入。家族も全員で群馬から静岡へ移住するという大きな決断をしてくれました。
さらに、2024年6月のプロ契約時には、父と姉が同席し、「父は『良かったね』という感じで、姉はとても嬉しそうでした」と語るなど、温かな絆が感じられます。
家族の支えがあるからこそ、困難な道でも前向きに進める。プロ選手の裏にある感動的な背景です。
まとめ
今回は、西原源樹について深掘りしてきました。
・左サイドを得意とするドリブラー。スピードを生かしたドリブルと緩急をつけたドリブルで、相手を抜き去るプレーは「次世代の三苫薫」との呼び声も。
・高校3年生でプロ契約。チームのクラブ最年少出場・得点を記録。
・プロ初ゴールを決めた試合直後に、食品卸会社・西原商会のCMが放映され、話題に。西原商会は西原選手とサポーティングパートナー契約を締結。
・両親、兄、姉の5人家族。清水エスパルスジュニアユース加入と同時に、家族全員で、群馬県から静岡県へ引越し。
最年少デビュー、最年少ゴール、そしてプロ契約と目覚ましい成長を遂げる西原源樹。家族の支え、クラブや企業との縁、芸能人からの注目と、彼を取り巻くストーリーはすでに多くのファンの心を掴んでいます。
これからの日本代表、そして世界での活躍に期待せずにはいられません!