森 壮一朗 高校・中学校・小学校は?現在は?ポジション・プレースタイルは?

森壮一朗(もり そういちろう)は、名古屋グランパスエイトのDF。17歳でプロ契約、18歳55日でクラブ史上最年少ゴールを記録した、まさに将来が楽しみな選手です。

トップチームに昇格してからは徐々に出場機会を増やし、9月にはプロA契約を結ぶまでに成長。世代別日本代表でも活躍し、2025年9月開幕のU-20ワールドカップ(チリ大会)に挑む逸材です。

今回は、森選手の高校・中学校・小学校までの経歴、名古屋グランパスでの現在、そしてポジション・プレースタイルまでをまとめてご紹介します。

森 壮一朗のプロフィールなど

まずは、森 壮一朗のプロフィールなどをさっとまとめてみました。

▶プロフィール

生年月日 2007年6月29日
出身地 石川県金沢市
身長、体重 181cm / 70kg
在籍チーム(2025年時点) 名古屋グランパス
背番号 44
ポジション DF
利き足

 

▶所属クラブ歴

菊川FC
JFAアカデミー福島U-15 WEST
名古屋グランパスU-18(2024、25年2種登録)
名古屋グランパスエイト

▶日本代表歴

U-16、17、18、20日本代表
U-15日本代表候補

▶学歴

東海学園高校

 

森 壮一朗 高校・中学校・小学校の経歴は?

小学校時代は、地元金沢市のクラブ

小学校時代は、菊川FCJr.サッカークラブに所属しています。

このクラブは、金沢市の南部、犀川中心とした地域を中心に、小学校1~6年生で構成されています。

出身者には、MF北川ひかる(エバートン)がいます。

 

中学時代は、JFAアカデミーに進む

中学からは地元を離れ、北川選手や同郷のFW木吹翔太(こふい しょうた・いわきFC) も進んだ、トップクラスの育成環境を誇る JFAアカデミー福島U-15 WEST に加入。

全国から集まる精鋭たちの中で腕を磨きました。

 

高校時代に、名古屋グランパスU-18からオファー

高校進学時(2023年)には名門・前橋育英高校や帝京長岡高校といった強豪校から声がかかったそう。しかし「練習会で感じた強度や上手さ」に惹かれて、名古屋グランパスエイトU-18を選択。

名古屋U-18では、1年目は右サイドバック。2年目は、左足強化の目的もあって3バックの左センターバックを務めました。

「強みを一番活かせるのは右SB。でもDFならどこでもできるユーティリティー性も武器。どこで出ても監督が求める以上のことをできるように頑張りたい」と意欲を示しています。

2024年にはバイエルン・ミュンヘンの練習参加も経験し、世界を意識した成長を遂げています。

 

高校は、名古屋市天白区にある東海学園高校に在学中。名古屋グランパスエイトのユース選手の出身校が、こちらの学校になっていることが多いので、提携関係にあると思われます。

東海学園高校サッカー部も、2013・2020年に、全国高校サッカー選手権大会への出場経験があります。

少年期から挑戦を恐れず、自ら成長できる環境を選んでいるのが、印象的ですね。

 

森 壮一朗 現在は? 名古屋グランパスで17歳デビュー

2025年4月1日、17歳で、名古屋グランパスとプロ契約を締結。

クラブでも、4人目(杉森考起選手、菅原由勢選手、貴田遼河選手)となる、高校在籍中でのプロ入りでした。

山口素弘GMは「特に守備に関しては、キャンプでJ1のアタッカーを相手にひるむことなく戦いを挑んでいる姿、加えて、メンタル的な面も見て、早い段階にプロの場でトレーニングを積んでいった方が彼のためになるだろう」と決断。

両親には、初めてベンチ入りした横浜FC戦で着ていたユニホームをプレゼントしたそうですよ。

プロデビューは、ルヴァンカップ・カターレ富山戦(4月16日)。その後は、なかなか出場機会が巡ってきません…

しかし、ついに、6月28日のJ1広島戦で、J1デビュー!

「クローザー」として試合を締める役割を託され、堂々としたプレーで勝利に貢献しました。長谷川監督から「おまえが試合を締めてこい」と送り出されたという森選手。「出番がいつ来てもいい準備はしていた。出られる楽しみが勝った」と振り返っていました。

8月23日の川崎戦では、ついにプロ初ゴール! 18歳55日での得点は、クラブ史上最年少記録として歴史に名を刻みました。

さらに、9月にはプロA契約を締結。リーグ戦・カップ戦・天皇杯と公式戦に数多く出場し、すでにウイングバックとして、トップチームの戦力となっています。

 

ルーキーイヤーから「頼れる存在」になっているのは、すごいこと。一気に飛躍していく予感が漂っていると思います。

 

森 壮一朗 ポジション・プレースタイルは?

森選手は DFのユーティリティプレーヤー

ディフェンダーとしては181cm / 70kgと決して大柄な体格ではありません。しかし、サイドバック、ウイングバック、センターバックと複数ポジションをこなし、チームの戦術に柔軟に対応できる選手です。

対人守備:1対1の状況で負けない強いフィジカルと対人守備の能力が持ち味です。

攻撃参加積極的に攻撃に参加し、相手ゴール前まで攻め上がるパワフルなプレーを見せます。

アーリークロス浮き球のクロスではなく、センターバックとキーパーの間に流し込む正確で早いアーリークロスを得意とします

ユーティリティー性センターバックとしての経験もあり、右サイドバックの他にウイングバックなど、複数の守備的ポジションをこなすことができます。

さらに、原輝綺選手や菅原由勢選手を参考にしながらプレーを学び、自身も「プレミアリーグで活躍したい」と高い目標を掲げています。

守備の安定感と攻撃の推進力を兼ね備えた「次世代のSB」として、名古屋、そして日本代表の未来を担う存在になりそうです。

 

まとめ

今回は、森壮一朗について深掘りしてきました。

  • 経歴:菊川FC – JFAアカデミー福島 – 名古屋グランパスU-18で成長。
  • 現在の活躍:17歳でプロ契約、18歳で最年少ゴール、トップチームで存在感を発揮。
  • プレースタイル:守備の強さと攻撃力を兼ね備えたユーティリティDF。

森壮一朗は、若さと成長意欲を武器に急成長を続ける期待のDFです。クラブ史に残る記録を更新した彼が、次はどんな舞台で輝きを放つのか。今後の飛躍から目が離せません!

 

公開日:2025年

(注)本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。詳細や最新の動向は公式発表や信頼できるニュースソースをご確認ください。

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