石井久継 小学校・中学校・高校はどこ?特徴・プレースタイルは?

湘南ベルマーレでプレーする若きFW、石井久継(いしい ひさつぐ)。

小学生の頃から数々の大会で得点を重ね、“天才少年”と呼ばれてきました。

世界の名門クラブが集う「ジュニアワールドチャレンジ」でも得点王に輝いたことで一気に全国区に。その圧倒的な得点力と華やかなプレーが、多くのサッカーファンの目を引きました。

今回は、そんな石井選手の小学校・中学校・高校はどこか、そして気になるプレースタイルについてまとめてみました。

石井久継の経歴・プロフィール

まずは、石井選手の経歴をさっとまとめてみます。

所属クラブ歴

福山ローザスセレソン - 湘南ベルマーレU-15 - 湘南ベルマーレ-18(2022、2023 二種登録)- 湘南ベルマーレ

日本代表歴

U-17、18、19、20日本代表

U-15、16日本代表候補

学歴

倉敷市立葦高小学校 - 平塚市立江陽中学校-神奈川県立高浜高校 - 第一学院高校

 

プロフィール

生年月日 2005年7月7日
出身地 岡山県倉敷市
身長、体重 170cm / 64kg
愛称 つぐ
在籍チーム(2025年時点) 湘南ベルマーレ
背番号 77
ポジション FW
利き足

 

石井久継 小学校・中学校・高校はどこ?子供時代は?

小学校時代 “天才少年”として、テレビにも出演

幼い頃からボールを蹴ることが好きで、 お姉さんが学校からサッカー体験のチラシを持ってきたことがきっかけで、5歳の時にサッカークラブに入ります。

倉敷市立葦高小学校に通いながら、福山ローザス・セレソン(広島県福山市)では、10番を背負います。

多彩な技術を持ち、 “天才少年”として注目を集め、テレビなどのメディアにも出演していました。

注目の一方で、周りから嫉妬されたり、味方から見られる目とかも違たりと、様々な苦労も経験したそうです。

・ダノンネーションズカップ日本予選で、得点王(2017年3月)

・ジュニアワールドチャレンジで、得点王(2017年8月)

特にジュニアワールドチャレンジでは、バルサやアーセナルといった世界の強豪クラブを相手にゴールを量産。
幼い頃から世界を意識してプレーしていたことがわかります。

大宮アルディージャジュニアとの試合では、世代別代表で共に戦う市原吏音選手(現RB大宮アルディージャ)が出場していました。

市原選手から、『俺とお前誕生日一緒なんだよ。負けねえからな』と話しかけてきたそうです。

石井選手も意識するようになり、関東でプレーをしたいと思うようになったそうですよ。

 

中学校時代 湘南ベルマーレに加入~倉敷から平塚へ

小学生時代の活躍から、湘南ベルマーレからスカウトされます。

関西方面でもJリーグのクラブがある中で、湘南へ加入を決めたのは、「初めて練習参加した時、すごいサッカーしていて楽しいなと感じた」から。

小学校卒業と同時に倉敷を離れ、湘南U-15に加入。最後まで悩んでいたお母さんを「行きたい」と強い意志で説得し、お母さんと平塚市に引っ越してきました。

平塚市立江陽中学校に通う中で、「土日は中学のサッカー部の練習試合に参加させてもらっていたので仲良くなれた。先生も優しかった」と、学校生活にも溶け込めたそうです。

2019年には、テレビ番組「ミライ☆モンスター(※)」に出演。夢に向かって突き進む姿や家族の支えが紹介され、全国にその名を広めました。

※将来、日本代表や世界を担っていく有望な可能性を秘めたアスリートの金の卵たちにスポットライトを当て、その挑戦を応援していくドキュメンタリー。

高校時代 トップチームで試合出場 ~地元岡山で、プロ初ゴール!

平塚市の神奈川県立高浜高校に通い、3年生から、よりサッカーに集中するため通信制の第一学院高校へ。

2年生(2022年):
8月 トップチームに2種登録。

3年生(2023年):
5月 ルヴァンカップ・清水エスパルス戦でFWとして途中出場し、プロデビュー。
J1リーグ・セレッソ大阪戦で途中出場し、Jリーグ初出場。

7月 天皇杯・ファジアーノ岡山戦で、家族や恩師、友人たちが観戦する中、プロ初ゴール。

 

石井久継 湘南ベルマーレでトップ昇格

トップ昇格後は、初ゴールも。壁に直面する今

2024年に、トップ昇格を果たします。

入団の際は、七夕生まれにちなんで「湘南の彦星になってみせます」と宣言。同じ場にいた福田翔生選手は、それに合わせて「織姫になります」と宣言。

そして、誕生日前日2024年7月6日、J1・浦和レッズ戦でJ1初ゴールが生まれます。

しかも石井選手のゴールは、福田選手とのコンビで生まれました。

しかし、その後は怪我に苦しめられ、14試合1得点のみに終わります。

2025年は、2トップでは、鈴木章斗選手や福田翔生選手(現ブレンビー)など、インサイドハーフでは、小野瀬康介や平岡大陽などとの競争に勝ちきれず、なかなか出場機会を得られずにいます。

新たなチャレンジとして、左ウイングバックにも取り組み中。7・8月の試合では、ウイングバックとして途中出場をしています。

成長過程ならではの苦しみと挑戦が垣間見えます。この壁を打ち破ってくると、プロとして本格的な成長を遂げれくれるでしょうね!

 

U20アジアカップでの、U-20ワールドカップをかけた本気の戦い

2025年2月のU20アジアカップの戦いで、石井選手は世界基準の凄さを経験します。

石井選手は全5試合に出場し、そのうち4試合は先発出場しました。

準々決勝イラン戦では、相手の気迫や球際の強さに衝撃を受け、「世界基準がわかった。この気持ちで練習からやらないといけない」と語っています。

若いうちにこうした経験を積めるのは大きな財産。さらに一回り大きな選手になっていきそうです。

 

石井久継 プレースタイル・特徴は?

石井選手はフォワードで、左サイドを主戦場に、足元の技術とドリブル突破が武器の選手です。

  • 足元の技術:フットサル仕込みのテクニックと巧みなキックフェイントで、相手を翻弄
  • ドリブル突破:積極的に仕掛け、相手を抜き去る
  • ゴールへの意識:常にゴールを狙い続ける姿勢
  • 左サイドを主戦場:三笘薫選手を参考に、サイドからの仕掛けを得意とする
  • 精神面の成長:落ち着いた受け答えにメンタルの強さを感じる

攻撃にワクワク感をもたらすタイプで、見ていて自然と声援を送りたくなる選手ですね。

 

まとめ

今回は、石井久継について深掘りしてきました。

  • 小学校時代:葦高小学校、福山ローザス・セレソンで“天才少年”と注目
  • 中学校時代:湘南ベルマーレU-15に加入、全国に名を広める
  • 高校時代:プロデビュー・初ゴールを記録、トップ昇格を果たす
  • アジアカップ:世界基準の強度を体感し、さらなる成長を誓う
  • プレースタイル:ドリブルとゴールへの意識が武器の攻撃的アタッカー

順風満帆な道だけでなく、プレッシャーや怪我にも向き合いながら成長を続けています。

現在は出場機会が限られ、壁に直面していますが、新たにウイングバックに挑戦するなど、殻を破ろうとする姿勢は、今後の糧となることでしょう。

今後、湘南ベルマーレ、そして日本代表でどんな飛躍を見せてくれるのか――その一挙手一投足から目が離せません。
「湘南の彦星」石井久継に、ますます期待です!

こちらでは、石井選手の家族のこと、カズとの関係、背番号77や筋トレへのこだわりなどをまとめています。こちらを読んでいただくと、石井選手の人柄もわかってくると思いますよ。

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公開日:2025年

(注)本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。詳細や最新の動向は公式発表や信頼できるニュースソースをご確認ください。

 

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