小杉啓太の経歴は?出身高校、中学校、小学校は?ユールゴーデンでの現在地

スウェーデン1部リーグ・ユールゴーデンでプレーする小杉啓太(こすぎ けいた)。
身体の強さと豊富な運動量を武器に、10代ながら堂々としたプレーで注目を集め、ヨーロッパの舞台で経験を積んでいます。

今回は、小杉選手の出身高校、中学校、小学校、そしてユールゴーデンでの海外挑戦に至るまでの経歴や現在地をわかりやすく紹介していきます。ぜひご一読ください。

小杉啓太の経歴まとめ

最初に、小杉選手の経歴をさっとまとめてみます。

プロフィール

生年月日 2006年3月18日
出身地 神奈川県鎌倉市
身長、体重 172cm/69kg
在籍チーム(2025年時点) ユールゴーデン
背番号 27
ポジション DF
利き足

 

所属クラブ歴

西鎌倉SC - 湘南ベルマーレU-15 - 湘南ベルマーレU-18 - ユールゴーデン(スウェーデン)

日本代表歴

U-16、17、19、20日本代表

U-15日本代表候補、U-16日本代表候補

世代別代表で着実に経験を積み、ユース年代で早くも頭角を現していたことがわかりますね。特にW杯でキャプテンを務めたことは、大きな信頼を得ていた証拠だと思います。

 

小杉啓太 小学校、中学校、高校は?

サッカーを始めたのは、幼稚園年長のとき。お兄さんの影響が大きかったそうです。

小学校時代は、鎌倉市立西鎌倉小を拠点とするスポーツ少年団、西鎌倉サッカークラブでプレー。

その後、湘南ベルマーレの強化特待クラスに選ばれ、中学年代(U-15)、高校年代(U-18)とステップアップしていきました。

注目すべきは、湘南ベルマーレU-15でのFWから左サイドバックへのコンバートです。

最初は「試合に出られるからいいや」と思っていたポジション変更でしたが、そこで才能を開花。2023年のU-17ワールドカップ(インドネシア)も出場しましたが、ベスト16でスペインに敗戦。小杉選手は左サイドバックとしてプレーし、キャプテンも務めました。

FWからDFに変わって成功する選手は多いですが、小杉選手もその一人。新しい挑戦を前向きに捉えた結果、今のプレースタイルにつながっているのだと感じます。

出身校については、詳しい情報はありませんでした。

同じ湘南ベルマーレのアカデミーにいた石井久継選手は、平塚市内の県立高浜高校に通っていて、その後、通信制の第一学院高校に転籍しています。

もしかしたら、小杉選手も同じ高校に通っていた可能性もありますね。

 

小杉啓太 ユールゴーデンへの加入の理由とは?

ベルマーレユースから海外クラブへ加入

ベルマーレでのトップチーム昇格や、大学進学という選択肢もあった中、ヨーロッパに飛び込む決断をします。

「挑戦できるタイミングって、ユースから大学に進学するか、トップに上がるかの時期。ヨーロッパを自分で選びたかった」と、決断の理由を話しています。

複数クラブのオファーがあった中で、トップチームへの早期定着を目指すこと、明確な育成・起用プランから、スウェーデン1部・ユールゴーデンを選択します。

2024年3月に、正式加入を発表しています。

10代でのヨーロッパ挑戦は勇気のいる決断ですが、小杉選手は「今しかできない挑戦」を大事にしています。この覚悟の強さが、今後の成長をさらに後押ししていくはずです。

ちなみに、2024年には、ユールゴーデンの女子チームに小山史乃観(こやま しのみ)選手も所属していました。現在は、ノースカロライナ・カレッジ(アメリカ)に所属。

 

ユールゴーデンでの活躍

2024年5月には、プロデビュー。8月には、初アシストを記録。2024シーズンは、14試合に出場し、1得点1アシスト。

また、UEFAカンファレンスリーグに出場。準々決勝のラピード・ウィーン戦で、強烈なダイレクトボレーを決めますが、準決勝のチェルシー戦(敗戦)では、第1戦で失点に絡むパスミスも経験しました。

しかし小杉選手は、「経験のままで終わらせないで、世界トップの基準を知った上でどうやってアプローチしていくかを考えていきたい」と前を向いています。

そして、2025シーズンも、ここまでリーグ戦19試合に出場し、2アシストを記録しています。

失敗を糧に成長する姿は、まさに若手の特権。大舞台での悔しさが、今後の飛躍につながると期待したいですね。

試合後のゴミ拾いが話題に

小杉選手の人間性が表れたエピソードもあります。

スウェーデンの伝統のダービー・AIKソルナ戦後、ベンチ周りのゴミを拾う姿がファンに称賛されました。

「10代の選手が模範を示した」「サッカーが上手で好青年」とSNSでも大きな反響。

なんでも、チームのキャプテンは、練習場でも普段からやっていることを明かしています。

小杉選手のゴミ拾い。湘南ベルマーレの育成段階に理由があるようです。

ベルマーレといえば、「攻撃的で、走る意欲に満ちあふれた、アグレッシブで痛快なサッカー」ですが、プレースタイルだけでなく、人間としても一流であることを育成に据えています。

アカデミーダイレクターの太田隆一さんは 選手たちにそこにあるゴミを拾える人間になるように」と日頃から話しているそう。

そして、「『湘南のアカデミー出身なら人間性は間違いないね』と言ってもらいたい」と話しています。

小杉選手は、その教えを実践しているのです。

プレースタイルだけでなく、人間性の部分も評価されているのは素晴らしいです。ベルマーレ仕込みの“心の強さ”が、彼をさらに魅力的な選手にしていますね。

 

まとめ

今回は、小杉啓太について深掘りしてきました。

  • 世代別代表で活躍し、U-17W杯ではキャプテンを務めた実力者。
  • 湘南ベルマーレU-15でFWからDFへ転向し、活躍、U-17W杯でも経験を積む。
  • Jリーグを経由せず「今しかない挑戦」と欧州移籍を決断。
  • ユールゴーデンでのデビュー後に結果を残すも、大舞台での悔しさも経験。
  • 試合後のゴミ拾いが話題となり、湘南仕込みの姿勢を発揮。

小杉選手は、サッカーの実力だけでなく、挑戦心と人間性を兼ね備えた次世代のスター候補。ヨーロッパの舞台で磨かれる姿に、これからますます目が離せません!

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公開日:2025年

(注)本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。詳細や最新の動向は公式発表や信頼できるニュースソースをご確認ください。

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