2025年夏のヨーロッパ移籍市場を賑わせる19歳の左サイドバック・小杉啓太（こすぎ けいた）。
2024年に、湘南ベルマーレユースからスウェーデン1部・ユールゴーデンに加入し、ヨーロッパでも注目の若手選手となりました。
今回は、移籍するの？移籍金はいくら？、父や家族は？、プレースタイル・ポジションは？、そして意外な検索ワード「警備員・俳優」との関係は？、といった気になる話題を一つにまとめてみました。ぜひお読みください。
小杉啓太は、移籍するの？PSG？移籍金はいくら？
2024シーズン、ユールゴーデンでプロ1年目ながらインパクトを残した小杉選手。
2025-26シーズンに向けて、動きがあわただしくなっています。
・５月以降：アタランタ、ベンフィカ、セルティックなど１０クラブ余りから関心が寄せられる
・6月：「PSGと合意か？」というニュースもありましたが、その後は進展なし。
・8月：レバークーゼン、アタランタ、ニースなどがスカウティングを行っている、との報道。
・ユールゴーデンは、移籍金900万ユーロ（約１５億５千万円）を要求しているとのこと。
現在のところ、表立って移籍話が進んでいるようではないようですが、今後のニュースには注目しておく必要があります！
移籍の噂がこれほど出るのは、それだけ評価が高い証拠。ビッグクラブでプレーする姿を、早く見たい気持ちになりますね。
移籍金にまつわるお金の話
移籍の裏側には「育成保証金」や「連帯貢献金」といった仕組みもあります。
◆育成保証金
選手が初めてプロ契約を結んだ際や、23歳の誕生日を迎えるシーズンまでの間に国際間移籍が行われた場合に、選手を育てたクラブに支払われるお金。
ユールゴーデンは、湘南ベルマーレに約2,000万円（130万スウェーデン・クローナ）を支払ったと報じられています。
◆連帯貢献金
選手が国外移籍をする際、移籍先のクラブから所属していたクラブに支払われる移籍金のうちの5％を、12～23歳を過ごしたクラブが請求できるお金（※国内での移籍には適用されません。）
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、湘南ベルマーレが受け取る連帯貢献金は移籍金の3%にあたるとのこと。
800万ポンド（約15億9,000万円）での移籍なら、ベルマーレに約4,700万円が入る計算に。
父（父親）は？ ～父の勧めで英語を勉強
お父さんや家族に関する情報は、現在のところ詳しくわかりませんでした。
お父さんの詳しい職業などは公開されていませんが、小杉選手に英語学習を勧めたというエピソードがあります。
海外挑戦では、言葉の壁が大きなハードルになることも多いですが、小杉選手はスムーズにチームに馴染めたそうです。
PSG移籍の噂が出た際には、「最も重要なのは息子が最善の選択をすること」とコメント。サッカーだけでなく、人生の大きな決断を支える父の存在が心強いですね。
競技力だけでなく、言語や考え方を含めた“準備”を早くから促していた父の後押しが、海外での成長を支えているように思います。
また、小杉選手がサッカーを始めたのは、お兄さんの影響ということなので、お兄さんがいることがわかります。
小杉啓太のプレースタイル・ポジション・その凄さは？左利きのサイドバック！
小杉選手は、左利きのサイドバック。タイプとしては「長友佑都選手」に似たダイナミックなSBです。
• 圧倒的な運動量で90分間走り切る。
• リーダーシップがあり、味方を大声で鼓舞する。
• 小柄（172cm）ながら、1対1の守備が強い。
• スピードと粘り強さを兼ね備えている
• 攻守に渡って上下動を繰り返し、チームに勢いを与える存在
運動量と対人守備に加え、精神面での強さも光る選手。チームに必要不可欠なタイプだと感じます。
こちらでは、小学校、中学校、高校時代の経歴、ユールゴーデンでの活躍を紹介しています。小杉選手の歩みを知りたい方は、こちらもどうぞ！
警備員？俳優？ ドラマ「HERO」の小杉啓太
小杉啓太と検索すると、警備員・俳優・heroというワードも一緒に検索されています。
これは、なんででしょう？
実は偶然で、2014年木村拓哉さん主演のドラマ『HERO』に登場する警備員の役名が「小杉啓太」なんです。
俳優・勝矢さんが演じたこのキャラクターは人気が高く、スピンオフ作品の主役にも抜てきされました。
ちょっとコミカルで、何かほっと安心感を感じさせる存在だったなと思い出しました。
同姓同名でドラマの役名にまでなっているなんて、ちょっとした縁を感じますね。
ちなみに、勝也さんも、小学校から社会人までサッカーをしていたそうです。妻は、元宝塚歌劇団の宙組トップスター・真風涼帆さん。
まとめ
今回は、小杉啓太について深掘りしてきました。
• レバークーゼンなどのビッグクラブが関心、移籍金は約15億円超との報道。
• 移籍の場合、育成保証金や連帯貢献金で、湘南ベルマーレにも恩恵が。
• お父さんが英語学習を勧め、海外挑戦の土台をサポート。
• 運動量、スピード、守備力、リーダーシップが武器の左SB。
• ドラマ『HERO』で警備員を務める役名との、偶然の一致。
小杉啓太は、ユースからスウェーデンでプロとなったこともあり、日本での知名度は低いかもしれません。しかし、プレーだけでなく人間性やチャレンジ精神でも注目すべき次世代の逸材。
移籍市場での動きはもちろん、今後どんなプレースタイルの進化を見せてくれるのか、楽しみでなりません。
公開日：2025年
（注）本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。詳細や最新の動向は公式発表や信頼できるニュースソースをご確認ください。