プロ注目のDF塩川桜道 読み方・経歴は?浦和?弟は?プレースタイルも紹介

塩川桜道(しおかわ はるみち)」――まず、名前の読み方から気になった方も、多いのではないでしょうか?

まるで漫画の登場人物のようなインパクトある名前だけでなく、実力を兼ね備えたセンターバックとして、今、じわじわと注目を集めているのが、流通経済大学の塩川桜道です。

そんな彼のこれまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。浦和レッズジュニアユースでの悔しさ、高校時代のケガ、そしてそれを乗り越えて今の成長へとつながるストーリーは、多くのサッカーファンの胸を打つはず。

今回は、そんな塩川選手の名前の由来や家族構成、サッカー経歴、プレースタイルを、わかりやすく紹介していきます。

桜道と書いて「はるみち」  名前の由来と弟・秀虎くんの存在

名前は桜道と書いて、「はるみち」と読みます。

漢字だと、漫画「スラムダンク」の主人公「桜木花道」を連想する名前ですが、漫画『クローズ』シリーズの登場人物のひとり、坊屋春道(ぼうや・はるみち)から取られた名前だといいます。4月生まれということもあって、桜の文字があてられたよう。

「ハルミチは、お父さんが好きな漫画のキャラクターの名前。ヤンキー漫画なので、お母さんは違うと言っていますけど(笑)、ヒデトラもいるのでクローズなのかなと思っています」(引用:ゲキサカ)

弟の名前は「秀虎(ひでとら)」くん。現在は、正智深谷高校(埼玉県)でサッカー部に所属していて、兄弟そろっての活躍が将来期待されます。

塩川桜道のプロフィールは、こちら。

生年月日 2005年4月25日
出身地 埼玉県飯能市
身長、体重 186cm/80kg
愛称 はる
在籍チーム(2025年時点) 流通経済大学
ポジション DF
利き足

 

塩川桜道の経歴 小学校~大学、そしてプロへの道

幼少期~小学校:ダイナモ川越東FCでサッカー人生スタート

サッカーを始めたのは4歳の頃。小学生時代は、埼玉県川越市のダイナモ川越東FC(現・ダイナモ川越FC)に所属していました。

中学校:浦和レッズジュニアユースでの悔しさ

中学に上がる前、浦和レッズジュニアユースの狭き門(合格者7人)を突破!

しかし、周囲のレベルの高さに圧倒される日々が続きました。努力を積み重ねたものの、ユースへの昇格は叶わず。

この時期の悔しさが、今の彼の原動力になっているのかもしれません。

高校:ケガを乗り越え、代表選出で一気に成長

強豪校・流通経大柏高校に進学。

ケガに苦しみましたが、2023年にはU-17高校選抜、そしてU-18日本代表としてスペイン遠征にも参加する中で、自信をつかみ、実力を着実に伸ばしていきました。

大学:1年からレギュラー、新人賞も受賞!

大学でもう一度自分とサッカーをしっかりと見つめ直したいと、流通経済大学へ進学。

すると、1年生からレギュラーを獲得、関東大学リーグ1部新人賞にも輝きます。
さらに、パリオリンピックに臨む、男子サッカーU-23日本代表のトレーニングパートナーにも抜擢!

2025年1月、J1浦和レッズのキャンプにも参加すると、自分の自信のあった部分がまだ、プロの世界では飛び抜けている訳ではないと肌で感じたと言います。

2月には、U-20日本代表として、U-20アジアカップにも出場し、U-20ワールドカップ出場権の獲得に貢献。

「一歩一歩ですけど、一つ一つの目標や、やりたいことができた。ちょっとずつ気持ちも悔しさだけじゃなくなり、本格的にプロ(への道)も見えてきた。」(引用:スポーツ報知)

中野雄二監督(62)からは、「謙虚で、決しておごらない」と評価をされています。

単位も1個でも落とすのは嫌、寮の部屋の掃除を気づいたら1時間していたというエピソードから、几帳面な性格がうかがえます。

授業では「機能解剖学」に興味を持っているそうです。サッカーの中で使う用語が多くあり、詳しく理解することにつながっていると、学びを自身のサッカーにつなげる文武両道のアスリートです。

今後の進路は?

まだ大学2年生ということで、進路は確定していないようです。本人も、「大学4年間は自分の財産になる」と話しており、プロへの道が決まるのは、これからになりそうですね。

 

塩川桜道のプレースタイルは? 186cmの体格と両足キックの精度が武器

塩川選手のポジションは、センターバック。

• 身長186cm・体重80kgの恵まれた体格
• 対人の強さ、空中戦の強さ
• 長いストライドからのスプリントを生かしたカバーリング能力
• 左右両足での正確なキック
と、現代型CBに求められる要素をすべて持っている選手です。

これらを伸ばしていけば、日本代表レギュラーも狙える選手になっていきますね。

塩川桜道 家族構成は? スポーツ一家に生まれる

塩川選手の家族について、詳しい情報は多くありませんが、いくつかのエピソードから運動神経に恵まれた「スポーツ一家」であることが分かります。

• 父:サッカー経験者(180cm)
• 母:陸上経験者
• 弟:正智深谷高校(埼玉県)・サッカー部所属

家族全員がスポーツと関わっていることから、日常の中に自然と努力と応援があったのではないでしょうか。だからこそ、悔しさも努力に変えて前に進めるのかもしれません。

まとめ プロ入りも近い?塩川桜道の未来に注目!

今回は、塩川桜道について深掘りしてきました。

・名前は「塩川桜道(しおかわ はるみち)」。弟は秀虎くん。スポーツ一家の中で育つ。
・中学時代に浦和レッズJr.ユースでの挫折を経て、流経大柏高から流通経済大へ。
・大学1年からレギュラー、新人賞を受賞。U-20代表としてアジアカップ出場、U-20W杯出場権獲得に貢献。
・186cmの体格、左右両足での正確なキック、対人の強さを兼ね備えたセンターバック。
・学業でも優秀、掃除好きの几帳面さも魅力。

まだ大学2年生ということで、今後の進路は未定ですが、ここまでの歩みを見ると、Jリーグ、そしてその先の舞台へと進んでいく可能性は大いにあると感じます。

今のうちから塩川選手の名前を覚えておいて損はありませんよ!

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