柏レイソルの下部組織で育ち、2025年には高校1年生ながらプロ契約を結んだ超新星・長南開史(ちょうなん・かいじ)。
中学生で、高校年代のオールスター戦「ネクストジェネレーションマッチ」に出場し、久保建英選手以来の快挙を達成するなど、その才能は早くから注目を集めています。
今回は、長南選手の小学校・中学校・高校の経歴、ポジション・プレースタイル、家族について、紹介していきます。
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長南開史 プロフィール
まずは、長南開史のプロフィールなどをさっとまとめてみました。
▶プロフィール
生年月日 | 2009年4月7日 |
出身地 | 埼玉県 |
身長、体重 | 176cm / 68kg |
愛称 | カイジ |
在籍チーム(2025年時点) | 柏レイソルU-18 |
背番号 | 23 ※トップチーム |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
▶学歴
日本体育大柏高
▶所属クラブ歴
柳崎SCジュニア
柏レイソルU-12~18
▶日本代表歴
U-15・16・17日本代表
長南開史 小学校・中学校・高校での経歴は?
小学生時代 地元クラブから柏レイソルアカデミーへ
小学生時代、川口市で活動する柳崎SCジュニアでサッカーを始めます。
柳崎SCジュニアは、武蔵野線東浦和駅周辺の柳崎小学校(川口市柳崎)または在家小学校(川口市安行領在家)を拠点とした地元に密着したチーム。
RB大宮アルディージャDFの関口凱心選手(せきぐち かいしん)も、このチームの出身です。
小学3年生で柏レイソルアカデミーに加入。以降は、柏一筋で歩んできました。
中学生で、U-18に飛び級!
中学3年生の時には、飛び級でU-18に昇格。
プレミアリーグデビュー戦では「自己採点40点」と苦戦を振り返るも、後半戦では、レギュラーを奪取。
再び話題の開史長南プレミア初ゴール
プレミアリーグ第8節 柏U-18 vs 流経大柏 https://t.co/rmfou8mXwP
— もりなつ (@nm_ksw) January 4, 2025
14試合出場2得点という堂々の成績を残しました。
特筆すべきは、2025年2月のネクストジェネレーションマッチ。
長南選手は、久保建英選手(レアル・ソシエダ)以来となる中学生でのメンバー入り。
この試合は、
・Jクラブのアカデミーチーム(U-18)に所属する選手によるJリーグ選抜
・全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心とした日本高校サッカー選抜
が対戦するというユース年代のオールスター戦。
左サイドバックで先発すると、その後は左右のサイドハーフでもプレー。
後半アディショナルタイムに、左足でニアサイドに強烈なシュートを突き刺し、ダメ押しの4点目!(4-1でU-18Jリーグ選抜が勝利)。
長南開史が明かす柿谷曜一朗コーチからの金言🗣️
「柿谷さんには『今の目標のもう1つ上を行け』と言われました。確かにそうだなと思います。
今であればトップチームデビューという目標がありますが、そこを踏み台にして、海外に行けるくらいの選手になっていかないといけないので。… pic.twitter.com/FrnJDZCUNs
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) February 8, 2025
久保建英選手を超える中学生得点者として話題をさらいました。
試合後には、柿谷曜一朗さんが「そのままトップに行くんじゃない?」と太鼓判を押したほど。
高校時代 1年生で、クラブ史上最年少でプロ契約!
2025年4月、高校1年生で、柏レイソルとクラブ史上最年少でプロ契約を締結。まさに柏レイソルの未来を担う存在です。
🟡柏レイソルU-18 長南 開史選手
プロ契約締結 およびトップチーム登録
🗒柏レイソル史上最年少でのプロ契約締結
🔗https://t.co/Y0Uuwryjvt… pic.twitter.com/2BM2qtFehC— 柏レイソルOFFICIAL☀ (@REYSOL_Official) April 25, 2025
引き続き柏レイソルU-18に所属し、Jリーグの公式戦に出場可能な第2種選手として、活動しています。
FC東京では同年代のMF北原槙が15歳でJリーグデビューを飾っていますが、長南のプロデビューはいつになるか注目が集まっています。
現在は、日本体育大学柏高校(千葉県柏市)に在学中。
同校は柏レイソルと相互支援契約を結び、柏レイソルで活躍できる選手の育成を目指しています。柏レイソルとチーム間での選手異動、高校への監督やコーチの招へい、セレクションの合同実施などをしたりしています。
柏レイソルユースに所属する多くの選手が、生徒として在籍。古賀太陽選手(柏)、細谷真大選手(柏)、伊藤達哉選手(川崎)、小久保玲央ブライアン選手(シント・トロイデン)など多くのプロ選手も通っていました。
サッカー部も、2022年の全国高等学校サッカー選手権大会に初出場し、ベスト8まで勝ち進んでいます。
若くしてU-18、プロ契約、代表選出と、これほど順調にステップアップしている選手は本当に稀。努力と覚悟の両方を感じますね。
長南開史 代表での活躍は?
長南選手は、U-15から代表に選出され続ける常連組。
2025年にはU-17日本代表として、パラグアイやフランス遠征にも参加しました。
パラグアイ戦ではアシストに加えPK獲得など、2得点に絡む活躍。
中盤でもサイドでもチームを引っ張るその姿は、まさに“次世代の日本のエース”です。
U-17日本代表は、11月にU-17ワールドカップ(カタール)を控えています。長南選手が世界で注目される選手の一人となるかもしれませんね。
長南開史 ポジション・プレースタイルは?
長南選手の魅力は、なんといってもポジションの柔軟さ。
両サイドバック、ウイングバック、ボランチ、トップ下までこなす万能型です。
本人は「サイドバックが好き」と語っており、オーバーラップからの攻撃参加に手応えを感じているようです。
「走る選手」を目標とし、ハードワークを信条にプレー。
運動量、ドリブル、球際の強さなど、現代サッカーに求められる資質を高いレベルで兼ね備えています。
技術だけでなく、走る姿勢やメンタルの強さにも注目。高校生離れした“勝負へのこだわり”が伝わってきます。
長南開史 父は?兄は?家族は?
3歳年上のお兄さんもサッカー経験者とのことですが、家族についての詳細はまだ多く語られていません。
ただ、年上ばかりの環境でも堂々と意見を発信する姿勢から、家庭でもフラットな関係性で育まれた自立心が伺えます。
「自分の考えを言葉にできる10代」は強い。そんな芯の強さも、家族の支えがあってこそかもしれませんね。
家族のことがインタビューなどで語られる機会がありましたら、こちらのブログでも紹介していきたいと思います。
長南開史 まとめ
今回は、長南開史について深掘りしてきました。
- 小学3年で柏レイソルに加入し、U-18・代表でも活躍
- 中学生でネクストジェネレーションマッチに出場・得点
- 高校1年で柏レイソルとクラブ史上最年少プロ契約
- 走力とハードワークが持ち味の万能型プレーヤー
中学生で世代を超えて結果を残し、早くもプロの舞台を見据える長南開史選手。
「久保建英の再来」とも呼ばれる彼が、柏レイソル、そして日本代表の未来を切り開く存在となる日は、そう遠くないかもしれません。
公開日:2025年
(注)本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。詳細や最新の動向は公式発表や信頼できるニュースソースをご確認ください。